主催: 経営情報学会
会議名: 2018年春季全国研究発表大会
開催地: 筑波大学 東京キャンパス
開催日: 2018/03/08 - 2018/03/09
貿易取引では、輸出者と輸入者以外にも、船会社や航空会社、運送会社、通関業者、銀行、保険会社、税関などの多くの企業や公的機関が関わり合い、それらの間で手続きが行われ成立している。貿易取引の手続きではさまざまな種類の書類が用いられており、やりとりに時間がかかることや、関係者間の調整が煩雑であることが課題であった。このような書類での複雑な手続きを、ブロックチェーン技術を用いて効率化する方法が検討されている。本報告ではその場合の利点と今後の課題について考察する。