主催: 一般社団法人経営情報学会
会議名: 2019年秋季全国研究発表大会
開催地: 静岡大学 浜松キャンパス
開催日: 2019/10/19 - 2019/10/20
本研究は、アクティブラーニングの1つである問題解決型学習(PBL)において、学習者の同質性や多様性が学習者に活発な発言をもたらす影響を実証する。データは、社会人を対象にしたサプライチェーンマネジメントゲームで得られたアンケートデータを用いた。多変量解析を行った結果、学習者が関心を持つ分野の同質性や、職業経験の多様性が高いほど、学習者の活発な発言を促進することを実証した。本研究は、組織学習論に基づいて、PBLにおいて学習者の活発な発言をもたらすチーム構成を提案したことに理論的・実務的貢献がある。