看護教育学研究
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看護教員の授業評価活動の自己評価尺度開発に関する研究
岩波 浩美舟島 なをみ杉森 みど里
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1999 年 8 巻 1 号 p. 29-34

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抄録

本研究の目的は、看護系大学・短期大学教員のための授業評価活動の自己評価尺度を開発することである。先行研究による実態調査の質問項目と収集したデータに基づき、概念枠組みを修正し、項目を選択した。開発したFSEAは、【授業評価への関心、意味づけ】、【授業評価の実施と工夫】、【授業評価に関する知識の獲得】という3つの下位尺度からなる21項目5段階の尺度である。信頼性と妥当性の検証には、実態調査時に収集した444データからFSEAの項目への回答を抽出し、得点を算出して用いた。その結果、FSEAのクロンバックα係数は0.94であった。また、因子分析の結果、FSEAは概念枠組みにおいて規定したものとほぼ同様の因子構造を持っことを確認した。これらは、FSEAの信頼性と妥当性を支持するものである。

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© 1999 日本看護教育学学会
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