日本気管食道科学会会報
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症例報告
高度の頸椎変形により気管切開に苦慮した1例
小津 龍一朗浅井 昌大秋山 清治郎山崎 竜一原田 勇彦
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2007 年 58 巻 3 号 p. 351-354

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抄録
高度の頸椎変形により気管切開に苦慮した1例を報告した。症例は73歳男性。既往歴に平成5年より進行性の頸部脊椎後弯症があり,下顎と胸骨が接するほどの弯曲を認めていた。階段からの転倒にて両下肢の麻痺が出現し入院となった。その後自発呼吸の減弱を認め,経鼻挿管にて人工呼吸管理となった。人工呼吸器の離脱が不能となったため,当科に気管切開の依頼があり,全身麻酔下に頸部側方からのアプローチで気管切開を行った。本症例の気道確保に対する種々のアプローチについて考察した。
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