日本醸造協会誌
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芋焼酎から造られた冬虫夏草スピリッツの機能性解析
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2016 年 111 巻 6 号 p. 371-380

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抄録

 「酒は百薬の長」と言われているが,過度な飲酒は,健康障害を引き起こす。お酒には,適正飲酒が求められている。著者らは,これを踏まえて,機能性食品素材を用いた酒類の開発として,漢方薬として知られる冬虫夏草を用いたスピリッツの製造を試み,その機能性について解析した。用いた冬虫夏草は,チベット産(コルディセプス・シネンシス)でなく,人工栽培が可能となっている北虫草(コルディセプス・ミリタリス)である。スピリッツ成分の機能として,抗炎症作用,ガン細胞の増殖抑制及びアポトーシス誘導を認めている。

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© 2016 公益財団法人 日本醸造協会
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