日本釀造協會雜誌
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合成清酒樽詰貯藏中に於ける成分の變化及び缺減量に就いて第三報 (酷寒期)
飯田 茂次吉田 譽郎秦地 庄市小佐治 清子
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1943 年 38 巻 12 号 p. 878-887,874

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抄録

以上各試驗の結果を綜合して要約するに
1、製成酒の火持の強弱は添加酒精の量、質に左右せらるゝものでなく原基醪の強弱如何に關係する様である。
2、酒精添加醪清酒の火持は普通清酒の火持に比し弱くはない。
3、原基醪の三段四段による添加清酒の火持程度の優番は以上の試驗では遙かに判別し難いが若し火落すれば三段仕込の方が早く來る傾向にある

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