日本釀造協會雜誌
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第52回アメリカ穀物学会に出席して
主として大豆蛋白質を中心とした学会見聞記およびアメリカにおける大豆蛋白質研究, 利用の実状
越山 育則
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1967 年 62 巻 11 号 p. 1190-1194

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抄録

伝統的食品として味噌, しょう油をはじめとするいくつかの大豆食品をもつ日本。一方, 大量に生産される大豆の消費法として大豆肉, 大豆ミルク等を開発しつつあるアメリカ。立場はちがっても大豆蛋白質の効率的利用をはかろうとする研究者の熱意にかわりはない。
筆者の目がとらえた「アメリカにおける大豆蛋白質研究の実情とその方向」は, 将来日本全体の利害にもつながるべき重大な問題を含んでいるのではなかろうか。

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