日本釀造協會雜誌
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しょうちゅうと外米
野白 喜久雄
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1968 年 63 巻 3 号 p. 268-270

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抄録

欧米のウイスキー, ブランディー等と対比すべきわが国古来の蒸溜酒たる乙類しょうちゅうは, 米一, 甘藷一, 麦一, 黒糖一しょうちゅうの如何を問わず, 麹原料に外砕米を使用してきた。その中味原価に占める原料米価格の割合も米しょうちゅうの場合約60%, 甘藷しょうちゅうの場合約30%と大きなウェイトを占めており, 最近の外砕米の入手困難は業界の大きな悩みとなっている。本文は単にしょうちゅう業界のみならず, 一部清酒業界などでも話題となっている諸点に触れる示唆に富んだものである。

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