69 巻 (1974) 7 号 p. 417-420
著者は広告宣伝における「連呼」の時代は終ったという。そして醸造業界にもようやく, 商品「差別化」がマーケティングの中心課題となってきており, 味噌はそれに即応できる素質を有しているにも拘わらず甚だ後進的であることを指摘している。味噌は風味も銘柄も多彩であり, 消費者にとって選択の自由と味噌料理のバライティーを楽しみ, 味わうことのできる食品であリ,「伸びる商品」としての可能性を秘めた未開拓大陸であると説いている。だから必ず奇蹟が起きるという。本稿は全く業界にとって目の覚めるような警鐘となろう。