日本釀造協會雜誌
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限外炉過による生酒の処理
近藤 恭一大場 俊輝中村 欽一
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1984 年 79 巻 4 号 p. 267-270

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抄録

1. UF処理においてエタノール, エキス分のどちらかが一定であれば他方が変化してもFluxに大きな変動を起さないことがわかった。
2. 割水によるFluxの増加率から判断して原酒で処理する方が経済的であった。
3. UF処理酒では各種酵素活性が高率で除去された。
4. 糖, アミノ酸有機酸組成が30℃20日間の保存後もUF処理酒では変化が小さく未処理酒, 濃縮酒では大きく変化していた。
5. UF処理酒では「ムレ香」の発生も抑えられた。

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