1986 年 81 巻 1 号 p. 2-7
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栄養摂取面でも食糧供給面でも, 日本は正に飽食の時代にある。食生活環境の変化に連動して, 食生活そのものが変化し, 生活の力点は食より住, 余暇にシフトしつつある。物の豊かさから心の豊かさへの生活意識の変化である。しかし, と筆者は警告する。食の最大基本は栄養, 感覚, 保健の機能が充足されることであり, いたずらにファッション性を追うことは慎むべきであると。量から質への競争が望まれるゆえんであり, 健康づくりのための食生活指針を消費者, 食品産業ともども大事にしたいものである。
釀造協會雜誌
日本醸造協会誌
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