酒税法では蒸留酒を製法により, 焼酎, ウイスキー類, スピリッツ類に分け, この中の焼酎はさらに蒸留方法により甲類焼酎 (連続式蒸留機により蒸留したもの) と乙類焼酎 (連続式蒸留機以外の蒸留機で蒸留したもの) に分類される。乙類焼酎は本格焼酎と表示することが許されており, また泡盛は米焼酎の仲間であるが, 黒麹のみで製造する所が他の米焼酎と異なっている。近年二度の増税にもかかわらず本格焼酎は全体としては出荷数量を増加させているが, 2000年10月にも増税が行われたので, その影響が懸念されている。