日本補完代替医療学会誌
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Coix-seed Reactive Derivatives (CRD)の薬物代謝酵素CYP3A4,CYP2D6,CYP2C9に与える影響
鈴木 信孝許 鳳浩上馬塲 和夫太田 富久
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2018 年 15 巻 2 号 p. 109-112

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抄録

Coix-seed Reactive Derivatives (CRD)と薬物との相互作用の有無を検討するために,薬物代謝酵素チトクロームP450に対するCRDの阻害活性をIn vitroで測定した.CRDは,製造ロットが異なるものを2種類測定した (CRD 1, CRD 2).測定にはCYPスクリーニング・キットとルミノイメージアナライザーを用いた.CRD 1とCRD 2のCYP3A4に対するIC50 はそれぞれ >500 µg/ml,490 µg/ml,CYP2D6のIC50 は >500 µg/ml,>500 µg/ml,CYP2C9のIC50は >500 µg/ml,339 µg/mlであった.以上の結果より,CRDはCYP3A4,CYP2D6,CYP2C9に対し阻害作用をほとんど有していないと考えられた.今後はさらにIn vivoでの阻害活性の有無を検討したい.

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