Journal of Computer Chemistry, Japan
解説
量子分子動力学法に基づくマルチフィジックスシミュレータの開発と低炭素化機械システムへの応用
久保 百司
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

11 巻 (2012) 1 号 p. A3-A9

詳細
PDFをダウンロード (4371K) 発行機関連絡先
抄録

近年のナノテクノロジーの発展により,ナノスケールで起こる「化学反応」がマクロスケールでの機械特性•性能に大きく影響を与えるようになり,重厚長大な機械システムといえども「化学反応」の電子レベル制御が必須となっている.特に,機械システムは「動き」によって初めて機能が発現することから,「化学反応」と「摩擦,衝撃,応力,流体,電位,伝熱」などが複雑に絡み合ったマルチフィジックス現象の電子レベルでの理解が重要課題である.そこで著者らは,機械工学分野に量子化学を導入するという異分野融合の発想に至り,量子分子動力学法に基づくマルチフィジックスシミュレータの開発に成功した.さらに多様な低炭素化機械システムへの応用を実現した.

著者関連情報
© 日本コンピュータ化学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
feedback
Top