電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成20年度電気関係学会九州支部連合大会(第61回連合大会)講演論文集
セッションID: 08-1A-07
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SRAMの閾値電圧ばらつきによる書き込みマージンへの影響に関する研究
貞方 健太山内 寛行山野辺 泰治
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抄録

CMOSの微細化が進みCMOSの閾値電圧のばらつきがSRAMセルの書き込みマージンに与える影響が深刻になってきている。本研究では、CMOSの閾値電圧のばらつきを統計学的に処理することで書き込みマージンへの影響を、1)感度解析と、2)閾値電圧を正規分布下でモンテカルロ解析を行い、閾値電圧のばらつきに対するSRAMの書き込みマージンのばらつきを求めた。両手法とも、閾値電圧の基準値を400mVとし閾値電圧の標準偏差50mVとすると、変化する書き込みマージンはおよそ46mVの標準偏差を持つばらつきを持つことがわかった。

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© 2008 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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