主催: 電気関係学会九州支部連合会
走行中の車両が方向指示器を消し忘れると、事故に繋がる可能性がある。その中でも消し忘れが発生しやすいのは、方向指示器の停止を手動で行うことが多い自動二輪車である。そのため、方向指示器を自動で停止するシステムが提案されている。しかし既存のシステムでは、加速度、操舵角、バンク角、またそれらの組み合わせにより判断するが、道路形状や交通状況により誤作動を起こす場合がある。そこで本研究では、その問題を改善するために加速度センサとジャイロセンサを用いて、進行方向の加減速と操舵角、バンク角を検知する。そして、それぞれのデータから方向転換の終了を判断することにより、方向指示器を自動で停止するシステムを提案する。