電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成25年度電気関係学会九州支部連合大会(第66回連合大会)講演論文集
セッションID: 11-1P-02
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Al電極透明化によるZnTe LEDの自己吸収効果の抑制
*丸山 祐一岡本 康弘斉藤 勝彦田中 徹郭 其新西尾 光弘
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抄録
 ZnTeは室温でバンドギャップ2.26eVを有し,緑色LEDの高効率化に期待できる材料である.これまで,本研究室ではZnTeに注目し,低コスト化に有利なAl熱拡散法により良質なn型ZnTeを形成し,約500μmあるp型ZnTe基板自体を研磨やエッチングにより約4μm程度まで薄くし,Pd電極をパターニングすることで光をp型側から取り出すことにより,ZnTeの自己吸収効果を抑制した.本研究では,ZnTeの自己吸収効果を抑制する別の手法として,n型側の電極であるAl膜をウェットエッチングにより極薄膜化し,Al電極面から光を取り出すことで自己吸収効果の抑制を試みた.
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© 2013 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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