電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-06
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マグネシウム空気燃料電池における固体電解質の水分量及び正極活性炭が出力電圧に及ぼす効果
*吉田 伊吹井手 健太郎田島 大輔川畑 俊彦
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抄録

車やパソコン,iphoneに用いられているバッテリーはリチウムイオン電池である。リチウムイオン電池は,高エネルギー密度であるが,レアメタルが使われている他,電解液は引火性液体で安全性も低いことがデメリットである。マグネシウムは,海水に多く含まれており資源の枯渇の心配がなく安価である。また,マグネシウム空気燃料電池の電解質は水を使うことができる。九州では焼酎の製造が盛んで,焼酎を造る際に焼酎粕が排出される。企業はこの廃棄物に困っており,焼却するために高いお金をつぎ込んでいる。本研究では,マグネシウム空気燃料電池の正極に焼酎粕活性炭を用いた場合と,触媒を用いなかった場合の出力電圧の違いについて調査した。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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