主催: 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
会議名: 2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会
回次: 73
開催地: オンライン開催(大会本部:九州産業大学)
開催日: 2020/09/26 - 2020/09/27
車やパソコン,iphoneに用いられているバッテリーはリチウムイオン電池である。リチウムイオン電池は,高エネルギー密度であるが,レアメタルが使われている他,電解液は引火性液体で安全性も低いことがデメリットである。マグネシウムは,海水に多く含まれており資源の枯渇の心配がなく安価である。また,マグネシウム空気燃料電池の電解質は水を使うことができる。九州では焼酎の製造が盛んで,焼酎を造る際に焼酎粕が排出される。企業はこの廃棄物に困っており,焼却するために高いお金をつぎ込んでいる。本研究では,マグネシウム空気燃料電池の正極に焼酎粕活性炭を用いた場合と,触媒を用いなかった場合の出力電圧の違いについて調査した。