電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2020年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第73回連合大会)講演論文集
セッションID: 05-1A-10
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交流インピーダンス法を用いた電気二重層キャパシタの高温劣化解析と残留電圧が与える劣化の影響
*大森 朋希中西 真大田島 大輔
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抄録

近年、静電容量が高く、メンテナンスフリーな電気二十層キャパシタ(EDLC)は様々な機器に利用され需要が高まっている。一方で、シビアな環境での使用も想定され、温度履歴によるEDLCの劣化の挙動を知ることは、実用上非常に大切である。そこで、大きな温度変化がEDLCの静電容量やインピーダンスに与える影響について調べた。水蒸気賦活活性炭とKOHを用いて作製したEDLCの温度を、24時間ごとに高温(80 °C)と低温(5 °C)を繰り返し変化させ、交流インピーダンス法を用いて、静電容量とインピーダンスを測定した。その結果、温度変化させる前と後では測定値に大きな違いを確認することが出来た。

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© 2020 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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