電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
2024年度電気・情報関係学会九州支部連合大会(第77回連合大会)講演論文集
セッションID: 03-1A-01
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有限要素法による超伝導誘導モータの出力密度解析 -円筒導体型回転子とかご型回転子の比較検討-
*片岡 浩輝楢本 湧樹佐々 滉太笹山 瑛由吉田 敬
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抄録

現在、資源問題や環境問題によりエネルギーの化石燃料の割合を減らし、電力化割合を増やすことが不可欠である。特に、電気推進航空機の実用化が注目されている。航空機用モータには高い出力密度が求められるため、固定子巻線に無損失で銅線の100倍程度の電流を流せる超伝導線材を用いた超伝導モータに期待されている。これまで、超伝導円筒導体型誘導モータにおいて最適設計を行い、回転子導体の温度上昇を耐熱温度以下に抑えつつ、出力密度10.4kW/kgを達成できることを確認した。本研究では、かご型回転子を用いた超伝導誘導モータにおいて最適設計と熱解析を行い、円筒導体型との比較検討の予定である。

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© 2024 電気・情報関係学会九州支部連合大会委員会
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