大日本窯業協會雑誌
Online ISSN : 1884-2119
Print ISSN : 0366-9998
モリブデナムによる硝子の着色
不破 橘三
著者情報
ジャーナル フリー

31 巻 (1923) 367 号 p. 129-131

詳細
PDFをダウンロード (355K) 発行機関連絡先
抄録

モリブデナムは硝子工業には使用し居らざるものなれども、 此の元素の化合物を硝子に加へるときは如何に着色せらるゝかを研究せるものなり。 著者はR'2OR''O3SiO2及びR'2OR''O0.5B2O33SiO2なる成分を有する硝子にモリブデン酸アンモニウムを種々なる割合に加へて、 硝子の着色状況並びに其の硝子を再加熱したる後の状況を研究せり。 而してモリブデン酸鹽は硝子に特別の着色をせず、 又其の硝子を再加熱すれば硝子の成分によつて乳色を生ずるものがあること並びにモリブデン酸鹽は硝子中に一定量以上入らずしてゴールとなつて表面に浮遊するか或は底部に塊状となつて分離するものなることを實驗的に研究せり。

著者関連情報
© The Ceramic Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top