75 巻 (1967) 868 号 p. 349-352
固相を含む諸反応に対する鉱化剤などの媒体の活性と他の諸性質との問に定量的な関係を求めた研究は, 従来おこなわれていない. これを行なうために, 著者らは, MgFe2O4, MgAl2O4, MgCr2O4の生成反応に対するハロゲン化アルカリ類媒体の活性をしらべ, それを, |aMgO-aAX|という値と関連づけることができた. ここでaは立方晶系の格子定数, AXはハロゲン化アルカリを示す. NaClの活性を1.00として相対活性度とすると, 相対活性の対数と格子定数の差の絶対値|aMgO-aAX|との間に, 直線関係が成立した.