85 巻 (1977) 979 号 p. 121-126
配位数の異なるガラス形成酸化物同志の2成分系ガラスと, ガラス形成酸化物と2価の修飾酸化物の2成分系ガラスの内部摩擦を調べ, TeO2-BO1.5系を除いては, ブロードではあるがピークが認められた. これらの緩和機構は, カルコゲナイド系ガラスと同様に, ガラスの網目構造中に, 応力に対する構造的弱部と強部とが共存するためと考えた.
網目構造中で, 強部より弱部が多くなる領域では, 組成に対するピーク変化はカルコゲナイド系ガラスと類似しており, 弱部より強部が多くなる領域になると, カルコゲナイドガラスと逆の結果が見られた.