窯業協會誌
Online ISSN : 1884-2127
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化学結合状態によるCaKα, Kβの変化
I. CaKαについての検討
白 友兆福島 整藤澤 謙二合志 陽一
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93 巻 (1985) 1075 号 p. 111-116

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抄録

二結晶型蛍光X線分析装置を用いた高分解能測定により, Caの化学結合状態に対するCaKα1の変化について検討を行った. 測定の結果, 最近接原子の電気陰性度が大きいほどCaKα1は低エネルギー側ヘシフトすることが分った. これは, Caの有効電荷が正の方向に増えることと対応し, SCC-DV-Xα法による自由原子モデル計算の結果からも確認できた. また, 配位数の増加, あるいは第二近接原子の電気陰性度の増加に対しては高エネルギー側ヘシフトする傾向を示すことも判明した.

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© The Ceramic Society of Japan
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