抄録
袋詰脱水法(従来法)に真空圧密を応用した袋詰真空脱水法を提案している1).前報1)では,ジオシンセティックス製の袋内に排水層としてプラスチックボードドレーンを挿入して比較実験を実施し,脱水効率を大幅に向上できることを示した.本報では,袋詰真空脱水法を発展させるために,袋の外側に排水層を設置する方法を提案した.この方法は非常に簡便であり,効率的な施工が可能となる.従来法および袋内に排水層を設置した方法との比較実験(笠岡粘土:約320kg,w0≒130%≒2.1wL)を実施し,本提案の有効性を示した.さらに,袋の内容物量と袋の形状の関係を検討し,効率的な排水面の形状および新しい施工方法の提案も行った.