26 巻 (2011) p. 63-68
新幹線のスラブ軌道用盛土では,所要の性能を確保するため許容沈下量に厳しい制限がある.一方,経済性の高い盛土構築のためには盛土材料の適用性を拡大した工法の開発が求められる.そこで筆者らは,従来,スラブ軌道用盛土に不適とされていた細粒分が比較的多い盛土材に対してジオテキスタイルで盛土を補強し,盛土内に地盤改良杭を構築することで,地震時も含めてRC路盤の沈下を抑制するパイルスラブ式盛土を開発した.本論文では,パイルスラブ式盛土の各振動台実験を通して,盛土補強材及び地盤改良杭の効果や杭東部の構造等について検討を行った結果について述べる.