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ジオシンセティックス論文集
Vol. 30 (2015) p. 23-30

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http://doi.org/10.5030/jcigsjournal.30.23

論文

本研究は,盛土内の引張り補強材として立体形状のジオセルを用いた補強土擁壁の耐震性に関するものである.著者らは,ジオセルの土中引抜け抵抗力を高めるため,擁壁に対して垂直に縦材を配した改良型ジオセルを開発してきた.本研究では,この改良型ジオセルと二種類のジオグリッドを用いたそれぞれの補強土擁壁の地震時安定性を,振動台模型実験により検討した.また,擁壁の補強効果に及ぼす盛土材粒径の影響を検討するため,盛土地盤材料として粒径の揃った砂(D50= 0.25mm)と礫(D50= 14.2mm)を用いた.改良型ジオセルにより補強された擁壁模型は,他の擁壁模型と比べて高い耐震性を示した.また,ジオグリッドで補強された擁壁模型では,盛土材粒径が補強材の目合いよりも大きくなるとその耐震性が低下する傾向が確認された.

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