ジオテキスタイルシンポジウム発表論文集
Print ISSN : 0913-7882
ジオメンブレンライナーの厚さ評価法に関する一考察
今泉 繁良横山 幸満
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1994 年 9 巻 p. 94-101

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抄録

今日用いられているジオメンブレンライナーの厚さ設計法は、強度にのみ着目しており、供用中にジオメンブレンが受ける変形量については考慮していないように思われる。本論文では、簡単な弾性論に立脚した変形を考慮する設計法を提案している。また、2つの計算例が、Koerner法と比較する形で示されている。結論として、以下の事柄が指摘されている。(1)強度と変形を保証するような必要厚さはtre≧{2・D・E・(μUL)・σn}/σAL2.の形で表される。ここに、D,E,μ,σn and σALは、それぞれ、変形量、変形係数、ジオメンブレンと接触材料との摩擦係数、上載圧力、許容応力である。(2)大きな変形を保証するには、ジオメンブレンとその近接材料との間の摩擦を低減するような機構が好ましい。(3)提案した設計法はKoerner法よりも幾分厚めの値を評価する傾向がある。

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© 国際ジオシンセティックス学会日本支部
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