脳神経外科ジャーナル
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頸椎前方到達法のinstrumentation(<特集>頸椎)
水野 順一佐野 公俊
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2007 年 16 巻 8 号 p. 611-617

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抄録

頸椎前方到達法は1950年代にCloward, Smith and Robinsonらが考案した手術法であり,手術用顕微鏡がスタンダードに使用されている現代においても,基本的な手術法として用いられている.手術用顕微鏡は神経の十分な除圧を可能にし,静的因子の問題が解決されるに至った.Spinal instrumentationは1980年頃から急速に普及し,除圧後の固定に対して盛んに用いられている.従来の腸骨骨移植よりも内固定力に優れており,患者の回復も早くなった.しかし感染症や不正確なinstrumentの挿入による問題もあり,その使用には正しい適応,手術手技が必要である.今回は頸椎変性疾患,頸椎損傷に対する頸椎前方到違法でのspinal instrumentationの有用性と問題点について検討する.

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© 2007 日本脳神経外科コングレス
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