脳神経外科ジャーナル
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低侵襲頸椎椎弓形成術を行うための基礎と工夫(<特集>頸椎)
寶子丸 稔
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2007 年 16 巻 8 号 p. 625-631

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抄録

頸椎変性疾患による脊髄症に対する治療として,頸椎椎弓形成術はスタンダードになってきたが,術後にアラインメントの悪化,耐え難い軸性疼痛,あるいはC_5神経根麻痺が発生することが依然として問題になっている.以上の合併症を克服するためには,後方支持組織の温存と強固な拡大脊柱管の作成が重要であると考えられており,この目的のためにさまざまな工夫が開発されてきている.本総説では,木原らが報告したハイドロキシアパタイトのスペーサーを用いた片開き式頸椎椎弓形成術を中心にして,低侵襲的に強固に脊柱管を拡大させるための考え方と具体的な方法について解説する.

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© 2007 日本脳神経外科コングレス
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