抄録
3T MRIでは,aderial spin labeling(ASL),拡散テンソル画像,MRS,高分解能MRAなどの手法が臨床で用いることが可能となった.ASLは,信号雑音比向上とT1値延長により画質が向上し,数分で撮像可能となってきた.ASLによる脳血流画像はSPECTやPETなどの代替となる可能性がある.拡散テンソルに次ぐ,次世代の拡散解析法のQ-space imagingやDiffusional kurtosis imagingも3Tの信号向上により可能となってきた.これらの手法は,解剖学的情報のみならず,脳の高次機能の観察を可能とする.