新百合ヶ丘総合病院脊椎脊髄末梢神経外科
2018 年 27 巻 4 号 p. 291-299
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骨粗鬆症性椎体骨折は保存的治療のみで治癒することが多い病態であるが, 椎体圧潰の進行により下肢麻痺, 膀胱直腸障害をきたす可能性もある. また骨粗鬆症性椎体骨折をきたした症例は続発する骨折のリスクが高く, 健康寿命ばかりではなく生命予後に影響することも知られている. 高齢者社会を迎え骨粗鬆症性椎体骨折に遭遇する機会が増えている. 骨粗鬆症に対する基礎知識は外科治療のみならず外来診療でも要求されると考えられる.
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