脳神経外科ジャーナル
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特集1 てんかん外科と機能的脳神経外科
デバイスの開発による機能的脳神経外科の進歩
―DBSシステムの進化―
貴島 晴彦
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2020 年 29 巻 7 号 p. 470-474

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抄録

 機能的脳神経外科領域では, 植え込み機器を用いた治療法がその発展に大きく貢献してきた. 特に, パーキンソン病に対する脳深部刺激療法では, 脳の深部を刺激する刺激電極, 刺激電流を生み出す体内式刺激装置, それらをつなぐエクステンションリードが体内に植え込まれる. その他にも, 体外から経皮的に刺激をコントロールするプログラマーや充電式の刺激装置の場合では充電器が必要となる. これらの機器の技術改良と進化が, これまでのDBSの発展に寄与し, さらにその進化が未来の機能的脳神経外科を切り開くであろう.

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© 2020 日本脳神経外科コングレス
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