脳神経外科ジャーナル
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機能負荷SPECTとMRIによる中心溝同定法
大槻 秀夫山田 和雄橋川 一雄種子田 護早川 徹
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1994 年 3 巻 3 号 p. 263-265

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抄録

SPECT, MRIとパーソナルコンピュータを用いた中心溝同定法を報告する.4症例6側の脳外科術前患者において,安静時と手指対向運動による運動負荷中のSPECTを行い,負荷による対側運動感覚野の局所脳血流増加を判定した.血流増加がみられるSPECT画像と同一スライスのMRI画像を重ね合わせ,機能負荷による血流増加部位に基づきMRI上で中心溝を同定した.確実な運動負荷が可能であった3症例5側で,運動負荷による局所脳血流増加が観察され,中心溝が同定できた.容易に臨床応用できる実用的な中心溝同定法である.

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© 1994 日本脳神経外科コングレス
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