日本大腸肛門病学会雑誌
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臨床研究
括約筋間前方進行型坐骨直腸窩痔瘻の検討
荒木 吉朗, 加川 隆三郎
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2015 年 68 巻 5 号 p. 293-298

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抄録
当院で過去5年間に経験した坐骨直腸窩痔瘻119例について,括約筋間前方進行型坐骨直腸窩痔瘻15例と後方穿破型坐骨直腸窩痔瘻104例に分類して,MRI所見や手術所見に基づいて比較検討した.後方穿破型104例中,他院での再手術症例は22例,再手術症例の割合は21.2%に対して,筋間前方進行型15例中,再手術症例は8例,再手術症例の割合は53.3%で,筋間前方進行型は有意に再手術症例が多かった.119例全例にMRI navigating seton手術を施行した.筋間前方進行型15例中14例は治癒した.筋間前方進行型の坐骨直腸窩痔瘻は再手術症例の割合が高いが,術前のMRI所見に基づいた手術を施行することで,より再発の少ない治療が期待できる.
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© 2015 日本大腸肛門病学会

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