日本大腸肛門病学会雑誌
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症例報告
ミオームボーラーを用いて経肛門的に摘出したシリコン製巨大直腸内異物の1例
藤田 昌久石川 文彦釜田 茂幸山田 千寿
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2015 年 68 巻 7 号 p. 486-489

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抄録

経肛門的直腸内異物の大部分は自慰行為や性的行為により生じるが,異物は多種多様である.今回,われわれは,経肛門的に直腸内に挿入された巨大なシリコン製玩具に対して,ミオームボーラーを用いて経肛門的に摘出した症例を経験した.症例は34歳男性.自慰行為にて肛門よりシリコン製玩具を挿入,摘出できなくなり当科を受診した.外来で無麻酔下には摘出できず,全身麻酔下に摘出を行った.各種鉗子では異物を把持,牽引できなかったがミオームボーラーを異物に刺入することで安全に摘出することができた.異物は円錐状で,大きさは30×10cmと巨大であった.異物の形状や材質により摘出の工夫が必要であるが,シリコン製玩具に対してはミオームボーラーが有用である.

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© 2015 日本大腸肛門病学会
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