熊谷外科病院外科 東京慈恵会医科大学附属病院消化管外科
東京慈恵会医科大学附属病院消化管外科
熊谷外科病院外科 東京慈恵会医科大学附属柏病院消化器外科
熊谷外科病院外科
2021 年 74 巻 8 号 p. 491-494
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症例は19歳男性.自宅で自身で鉛筆を経肛門的に挿入し,摘出困難となったが,症状を認めなかったため様子をみていた.しかし翌日に下腹部痛,血便を認めたため,近医受診.対応困難とのことで当院に救急搬送となった.当院での腹部レントゲンおよび腹部CTではS状結腸から直腸上部にかけて棒状の構造物を認めた.肛門からの用手的摘出が困難であったため,内視鏡的に摘出した.入院後は特に腹部症状増悪なく,術後4日目に無事退院となった.
日本直腸肛門病學會雑誌
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