日本大腸肛門病学会雑誌
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直腸癌のCT診断
辻仲 康伸土屋 周二大見 良裕大木 繁男城 俊明古嶋 薫池 秀之
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1984 年 37 巻 5 号 p. 540-545

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抄録

直腸癌の術式選択にあたってはCTなどを用いて癌の進行度を客観的に把握する必要がある.CTから得られる直腸癌の情報は壁深達度, リンパ節転移, 浸潤度の3つである.CTによる壁深達度診断はRsを除く直腸癌に有用であり, 直腸傍リンパ節転移に対するCTの正診率は, 67.1%であった。CT画像上腫瘤陰影辺縁のケバダチ, 放射状陰影は腫瘍の浸潤度を反映し, INF分類に対応させることができた.CTは, 直腸癌の術式選択に客観的判断の材料を与えることができ有用である.

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