韓國蔚山大學ソウル中央病院外科
韓國蔚山大學ソウル中央病院病理科
1996 年 49 巻 2 号 p. 167-170
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直腸血管腫は比較的稀な疾患である.症状としては若年期からの反復的な大量出血を特徴とする.当科で経験した症例は大量出血を起こして来院した46歳の男性で, 20年前から無痛の直腸出血で苦しんできた.S状結腸内視鏡検査にて大きさ2×3cmの隆起状粘膜下腫瘍が歯状線の直上部に位置していた.腫瘍は経肛門で切除された.摘出標本は直腸海綿状血管腫を示した.
日本直腸肛門病學會雑誌
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