X線
Norelco X線回折計
W. ParrishE.A. HamacherK. Lowitzsch
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9 巻 (1956) 1 号 p. 13-21

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抄録

こゝ数年来市販されているX線回折計は, この雑誌に以前述べたGeiger計数管X線スペクトロメーターを完全に再設計したものである.新しい装置は, 回折線の分解能の改良 (2θ>30°でCuKα12の分離をみとめ得る) , 回折角の測定 (2θ0.01°まで読み取れる) 及び回折の相対強度測定の精度の向上, 及び (2θ=165。まで) 回折角度範囲が広かつたことを特徴とする.これらの改良は新しいX線光学系の採用, 雲母・ペリリウム窓の高出力水冷式X線管を備えた通常の回折装置の使用及び高精度の計数管ゴニオメーターの設計によつて行われた.新しいX線光学は線焦点光源の採用にもとずいている.この特徴及びX線管及びゴニオメーターの回転面を垂直に立てたゝめ, 1個の回折装置の4窓X線管で, 同時に2ケのゴニオメーターと2ケのふつうの粉末写真カメラを使用することが可能である.走査速度を1分間1/8°から2°まで任意にかえることが出来る.又はゴニオメーターを自動的に段階的〓動させることも可能である.連続的又は段階的な自動記録の他, 装置に取付けられている電気回路で, 特殊な計数方法を行うことも可能である, 種々の計数方法及び記録方法については次の論文で述べよう.

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© 日本結晶学会
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