日本作物学会紀事
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栽培
群馬県東毛地域における水稲品種「あさひの夢」の収穫適期に関する検討
高橋 行継窪田 裕一吉田 智彦
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2007 年 76 巻 3 号 p. 362-369

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抄録

群馬県では2000年に水稲品種ゴロピカリの代替品種として「あさひの夢」を東毛地域限定の形で普及に移したが, 収穫適期に関する十分な検討がなされていなかった. そこで, 当地域における「あさひの夢」の収穫適期について検討した. 2001年~2003年の3か年, 早植と普通期の2作期を対象に試験を実施した. その結果, 早植は出穂期以降の積算気温で950℃, 帯緑色籾歩合13%, 普通期では同様に1000℃, 22%に達した時点で収量・品質が最も良好であった. また, 籾水分も概ねコンバイン収穫に適した25%まで低下しており, 収穫適期であることが明らかになった.

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© 2007 日本作物学会
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