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日本作物学会紀事
Vol. 77 (2008) No. 2 P 233-235

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http://doi.org/10.1626/jcs.77.233

連載ミニレビュー

染色された組織細胞やモザイク上に分布する農地などさまざまな対象について,顕微鏡システムや衛星センサなどによりとらえられる分光画像は,生化学的・生理生態学的・耕地利用学・地球科学的な特徴量を検出・定量化する上できわめて有用な情報源である.顕微鏡,タワー,航空機,衛星等のプラットフォーム類もセンサ類も日進月歩であり,過去に困難と考えられていた新規センサが次々と利用可能になりつつある.リモートセンシングにおいては,すでに衛星にもハイパースペクトルセンサや高周波マイクロ波センサが搭載されており,精密な実測データを取得できる地上計測や航空機計測による研究は,広範な観測研究をリードする重要な役割を果たしている(Inoue 2003,Inoue and Olioso 2006).リモートセンシングは地表面の分類や作物・生態系の量・機能・成分の評価に有用で多くの先進的な研究があるが(Ustinら2004,Inoueら2008),本シリーズのテーマである形態情報に関しては比較的研究が少ない(井上2006,芝山2006).そこで本稿では分光画像からの形態情報抽出と計数化に有用な新規手法について解説する.

Copyright © 2008 日本作物学会

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