千葉大学附属図書館
2014 年 100 巻 p. 3-10
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電子情報環境下において大学図書館はかつてない厳しい競争にさらされており,これまでの図書館の価値は相対的に低下している。このような状況に米国の大学図書館がどのように対応しているかを,近年のとくに顕著な動向を中心に概観し,その意義を検討した。また,日本の大学図書館の状況についても学術情報共有環境の変化と学修教育支援という観点で概観し,外部要因としての出版物の電子化の遅れが日米の大学図書館の状況に大きな違いをもたらしていることを指摘するとともに,大学図書館変革の必要性を指摘した。
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