日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌
Online ISSN : 2189-7085
Print ISSN : 1882-0123
研究
ジャパニーズスタンダードアレルゲン (2008) 2013年度・2014年度陽性率
鈴木 加余子松永 佳世子矢上 晶子足立 厚子池澤 優子伊藤 明子乾 重樹上津 直子海老原 全大迫 順子加藤 敦子河合 敬一関東 裕美杉浦 真理子高山 かおる中田 土起丈西岡 和恵宮澤 仁吉井 恵子鷲崎 久美子
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2017 年 11 巻 3 号 p. 234-247

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抄録

 背景 : 1994年からジャパニーズスタンダードアレルゲン (JSA) 陽性率を報告している。目的 : JSA陽性率の検討。対象 : 2013年度2,209例 (男性533例, 女性1,676例) , 2014年度1,929例 (男性424例, 女性1,505例) 。結果 : 陽性率 (2013年度, 2014年度) の高いアレルゲンは, 硫酸ニッケル : 15.1%, 16.7%, ウルシオール : 10.5%, 12.5%, 塩化コバルト : 8.8%, 8.4%, パラフェニレンジアミン : 7.2%, 7.7%, 硫酸フラジオマイシン : 7.7%, 7.6%, 金チオ硫酸ナトリウム : 5.2%, 5.7%, 香料ミックス : 6.0%, 5.6%であった。2014年度性別陽性率で, 男性が有意に高いアレルゲンはウルシオール, 重クロム酸カリウム, ラノリンアルコール, エポキシ樹脂, プリミンで, 女性が有意に高いアレルゲンは硫酸ニッケル, 金チオ硫酸ナトリウム, 硫酸フラジオマイシン, 香料ミックスであった。

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© 2017 一般社団法人 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会
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