杏林大学医学部整形外科学教室
独立行政法人地域医療機能推進機構山梨病院整形外科
立正佼成病院整形外科
2018 年 30 巻 1 号 p. 62-65
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70歳以上の肩腱板損傷に対するmini-open法(以下MO)と鏡視下腱板修復術(以下AR)の治療成績および70歳未満と70歳以上での治療成績を比較検討した.MO群とAR群ともに術後有意に臨床成績は改善したが,両群間の治療成績・再断裂率に有意差はなかった.さらに,これらの70歳以上の症例と70歳未満の症例の術後臨床成績も有意差は認めなかった.高齢者に対するMOとARの治療成績に有意差はなく,適宜MOへ移行することも重要と考えた.
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