日本電磁波エネルギー応用学会機関誌
Online ISSN : 2434-1495
電子レンジ de サイエンす! 電子レンジの仕組みとマイクロ波サイエンス
森 義仁
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2018 年 4 巻 1 号 p. 14-17

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抄録

2017 年3 月13 日に京都大学東京オフィス大会議室Bにおいて第 5 回電磁波エネルギー応用セミナー(マイクロ波科学 基礎と応用)が、渉外活動ワーキンググループにより開催された。そこで提供された4つの話題の一つが、演題「電子レンジde サイエンす!」である。この演題はワーキンググループ部会長の松村竹子氏を中心とする、マイクロ波技術を社会に広く周知させようとして長く続けられてきた活動のキャンペーン標語でもある。著者も現在ワーキンググループのメンバーであるが、この標語と副題である「電子レンジの仕組みとマイクロ波サイエンス」をもとに、マイクロ波の発生と制御を解説した。マイクロ波技術の基礎と応用を伝えようとしたのではなく、マイクロ波技術が科学の様相を新しく作りかえる可能性についての期待 を 述 べ た (Reinventing science by microwave technology)。その可能性の一つは、柳田祥三氏・松村竹子氏が述べているように(1,2)、マイクロ波技術は予想外にわたしたちの日常生活に存在する技術であり、マイクロ波技術の特徴が国連の達成目標でもある「持続可能な開発目標(SDGs)」と共通点をもっている、ことからマイクロ技術応用がSDGs に貢献することがある。本稿では3 月13 日の話に加え、その後の展開も加味して渉外活動のさらなる構想をご紹介したい。

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© 2018 特定非営利活動法人 日本電磁波エネルギー応用学会
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