日本電磁波エネルギー応用学会機関誌
Online ISSN : 2434-1495
電磁波技術の研究開発とその 社会貢献:シリコンバレーから 学ぶこと
田辺 英二
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2018 年 4 巻 1 号 p. 18-21

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抄録

19世紀の半ばにMaxwellが電磁波理論を体系的に纏めた後、無線通信を始め実際に電磁波技術が社会に実用化されるまでに半世紀以上の時間を要した。現在先端技術の多くがこの電磁波の基礎技術をベースとして通信を始め、医療、電力、航空機、材料、自動車、セキュリティー、レーダー、化学など社会に不可欠な幅広い分野において応用され、世界中で新製品が続々と開発、販売されつつある。ここでは特に電磁波の技術を中心に、シリコンバレーに於いて1975年から15年間Varian社およびStanford大学で研究開発に携わった経験を元に、大学を礎とする新たなベンチャーがどのように育ち巨大産業と成り得たかを説明するとともに、現在の日本の状況をふまえて我々が今後進むべき道はどうあるべきかについて述べる。

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© 2018 特定非営利活動法人 日本電磁波エネルギー応用学会
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