経済政策ジャーナル
Online ISSN : 2435-5836
Print ISSN : 1348-9232
生活保護基準の見直しと消費
――2013年の生活扶助基準見直しに着目した実証分析――
髙橋 樹生宮崎 智視
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2024 年 21 巻 1 号 p. 23-43

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抄録

本稿では、「国民生活基礎調査」の個票データを用いて、2013年の生活扶助基準見直しが家計の消費行動に与えた影響を計量経済学的手法によって検証した。まず、PSM-DID推定では、上記の見直しが受給世帯の消費支出を引き下げたことが統計的に有意に確認された。次に、分位点回帰により世帯ごとの効果を検証した結果、消費水準が低い世帯と高い世帯では統計的に有意とはならなかった一方、ほとんどの消費水準の世帯で有意な結果が得られた。

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© 2024 日本経済政策学会
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