社会科研究
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ソーントン提案の読み方と日本の研究に示唆するもの : 授業研究:目標先行か内容先行か?脱文脈の議論は可能か?(<特集>社会科教育研究の方法論の国際化プロジェクト)
渡部 竜也
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2012 年 77 巻 p. 41-44

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抄録

スティーブン・ソーントン氏は米国のスタンフォード大学において,教育哲学者ネル・ノディングス氏や,カリキュラム研究で著名なエリオット・アイスナー氏らの下で学び,その後コロンビア大学等での職を経て,現在は南フロリダ大学教授として活躍。「ゲートキーピング理論(以下,GK理論と略記)」の提唱者として知られる。今回,『社会科研究』に寄贈した氏の論考「社会科においてゲートキーピングを高めること」だが,読み手が氏のゲートキーピング理論を多少知っていることを前提とした上で話を展開している節がある。氏の理論については著書『教師のゲートキーピング』(渡部竜也,山田秀和,田中伸,堀田諭共訳,2012年,春風社)に目を通して頂くのが最良だが,本稿でも前半で簡単に氏の理論について簡潔にまとめ,また補足説明を行っておきたい。その上で,後半では氏の論考についての若干の解説・補足説明を行い,加えて我が国の教科(社会科)教育研究に示唆するところを,筆者なりに指摘する。

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© 2012 全国社会科教育学会
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