日本森林学会大会発表データベース
第130回日本森林学会大会
セッションID: B14
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学術講演集原稿
パラオ共和国の林縁シュノーケルサイトにおける混雑状況と混雑感の関係
*武 正憲藤稿 亜矢子濱 泰一神宮 翔真氏家 萌美李 梁
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抄録

パラオ共和国は太平洋にある隆起サンゴ礁でできた島嶼国である。人口約1.7万人に対し,年間12万人程度の観光者が訪れ,観光業を含むサービス産業がGDPの8割程度を占める観光立国である。また、観光者に対する環境負担金を求める環境先進国としても知られる。パラオはロックアイランドと呼ばれる隆起サンゴ礁の島嶼景観が特徴的で,サンゴ礁とそこに生息する熱帯魚を観察するダイビングやシュノーケルが盛んである。また,原生的な森林も残されており,そこに生息する固有の動植物が観光資源になっている。近年,パラオでは観光者の増加により,林縁にあるシュノーケルサイトでは混雑が発生し,満足度の低下や自然らしさの喪失などが問題視されるようになってきた。しかし,これまで混雑状況の客観的な把握や混雑状況と主観的な混雑感との関係は明らかにされてこなかった。本研究では360度撮影カメラを搭載した仮設定点カメラ機材を開発し,その画像記録から,混雑状況を把握した。さらに,観光者へのアンケート調査結果との関係から,混雑状況と混雑感の関係を明らかにした。本報告では,仮設定点カメラ機材の開発や調査で得られた結果について報告する。

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